2021年9月13日月曜日

数学の記述法・発展編

皆さん、こんにちは!

 

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【数学の記述法・発展編】

 

皆さんこんにちは!高3生は学習が進み、なかには過去問を本格的に解いて志望校の対策を行っている人も多いのではないでしょうか。今回は数学の記述を早く端的に仕上げるために、数学記号を紹介していきます!

 

●日本語のかわりになる数学記号

 

記述の難点の一つに時間がかかるということがあります。そこで時間短縮に必要になるのが、数学記号です。代表的な例として、""があります。これは「よって」を表す記号で、まとめるときに頻繫に用いられます。またこの逆の記号として、""があります。この記号は、「~より」を示す記号です。例えば、式①と式②の結果を利用して答えを求めた場合、「 A. ○○  ( ∵①, ② )」などの書き方で使うことができ、答えの前に「~より」を書き忘れた時などに非常に便利です。

 

●文字を置くときに便利な略語

 

皆さんは整数や数列の問題で「0以上の全ての整数n」をおくときに書くのが億劫であると感じたことはあるでしょうか?実はこの文章は集合と不等号を用いて全て記号であらわすことができます。次のものが頻繫に使う集合です。

 

 N : 自然数全体の集合
 
Z : 整数全体の集合
 
R : 実数全体の集合
 
Q : 有理数全体の集合
 
C : 複素数全体の集合

 

これらの記号を用いて0以上の全ての整数n」を書くと、「nZ, 0n」となり、手間を省くことができます。また、実際の入試の解答用紙などは思いのほか解答スペースが小さかったりすることがあるので、解答スペースの節約という面でも非常に効果的です。

 

●矢印を活用しよう

 

式の片方だけ変形するときは""を用いて繋げば良いですが、式全体を変形するとき皆さんはどのように記述しているでしょうか?このような状況では""が非常に便利です。例えば、①式を変形していくとき、次のように記述することができます。

 

      4ay+2a=ax+6a ① (a≠0とする)

    ⇔ y=(ax+6a-2a)/4a
     
⇔ y=1+x/4

 

また、問題で与えられた条件を別の解釈に言い換えるときは""の記号を有効活用しましょう。

 

いかがでしたでしょうか?数学記号は最初のうちはややこしく、とっつきにくいと感じるかもしれませんが、慣れてしまえばスペースを作ることができ、時間の短縮にもつながります。日頃の演習から練習しておきましょう!

 

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