2021年6月23日水曜日

化学: 反応式の勉強法

皆さん、こんにちは!

大学受験予備校 河合塾マナビス豊洲校です。

夏期特別無料講習受付中です!!

 

【化学: 反応式の勉強法】

  理論と無機、有機、すべての分野で反応式は大量に出てきます。初めて化学のテキストを見たとき、「これを全部覚えるのか…」と思うかと思います。しかし、反応式は全てを覚える必要はないのです!

 反応式で重要なことは「その反応式で何が起こっているか」を理解すること!

反応式によって示される化学反応の代表例は次の4つです。

①      中和

②      加水分解

③      酸化還元

④      弱酸(弱塩基)の遊離

 例外はあるとしても、だいたいの反応式はこの4つで説明がつきます。

 ①と②についてはあまり説明の余地はないかと思います。イオン反応式を書いて組み合わせるという作業ですね。どんなイオンになるかを覚えておけば書けるのでないでしょうか。

 ③の酸化還元反応はページいっぱいに反応式が並んでいて、初めて見た時にびっくりすることと思います。しかし心配はいりません。覚えないといけないものは「どの物質が何になるか」だけです!あとの部分は酸化数にそってe-からH+、最後にH2Oで辻褄を合わせるという順で行えば、うまくいきます。

 最後の1つ、④の弱酸(弱塩基)の遊離は覚えている人は少ないかもしれません。しかし、特に有機分野では弱酸の遊離がたくさん出てきます。有機分野においても行うことは変わりません。イオンになりやすい強酸が、イオンになりにくい弱酸からH+と引き換えにNa+などのイオンを奪って塩になる、これだけです。

 覚えるべきなのは「酸の強さ」です。次の順番を覚えておきましょう!

    強酸 = スルホン酸 > カルボン酸 > 弱酸 > フェノール

 このように、反応式は何の反応が起こっているかを理解すれば、反応式全体を覚える必要はないのです。だからこそ、化学の勉強をするときは、「何の反応が起こっているか」を常に考えるようにしましょう!

河合塾マナビス豊洲校 電話番号:03-3531-3911

<河合塾マナビス豊洲校へのアクセス>

東京メトロ
有楽町線「豊洲」駅 
5
番出口直進 徒歩1

 

<河合塾マナビス豊洲校 開館時間>

平日・土曜  13:3022:30
日曜・祝日  10:0018:00
年間では休館日があります。
時期によって開館時間が異なることがあります。詳細は校舎にお問い合わせください。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。