2021年3月7日日曜日

国公立入試の仕組み教えるよ!

皆さん、こんにちは!

 

大学受験予備校 河合塾マナビス豊洲校です。

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前回に引き続き、大学入試の仕組みを取り扱っています。今回は、国公立大学入試について説明させていただきます。

 

国公立大学の一般選抜は、1次試験的役割を果たす「共通テスト」の得点と、大学別に実施される「2次試験(個別学力検査)」の得点の合計で合否を判定するケースが一般的です。

 

国公立大学志望者は、1月中旬に実施される「共通テスト」(→詳しくは前回の記事にて説明しています!)を原則受験しなければなりません。

 

ここで注意すること1つめ!出願期間です!

 

自己採点を行った後、志望する大学に願書を提出するのですが、国公立大学の出願期間は、共通テスト実施日から約10日間となっています。思うように得点できなかった場合は、当初考えていた出願校を変更しなければならなくなることもありえるので、出願時になって慌てないよう事前に複数の候補を挙げておくことが必要です。

 

皆さま、「分離・分割方式」をご存じでしょうか??2次試験は「前期日程」「後期日程」の2つの日程に募集人員を振り分けて選抜する「分離・分割方式」という制度で実施されます。受験生は「前期日程」と「後期日程」にそれぞれ1校ずつ出願でき、同じ大学・学部を2回受験することも可能ですし、別々の大学・学部を受験することもできます。

 

注意すること2つめ!!それは、「前期日程」の合格者は「中期日程」「後期日程」の合否を確認することなく「前期日程」で受験した大学への入学の判断を迫られるということです。

 

そのため、第1志望校は「前期日程」で受験するのがセオリーとなっています。また、前期日程と後期日程の募集人員の割合は8:2と圧倒的に「前期日程」の割合が高くなっており、「分離・分割方式」は複数回の受験機会があるとはいえ、実質的には「前期日程」を中心とした仕組みとなっています。

 

2次試験の入試科目も共通テスト同様に大学によって異なります。また、同じ学科でも日程により異なるケースがほとんどです。

前期日程の入試科目は、一般的には文系学部で「外国語、数学、国語、地歴・公民」から2〜3教科、理系学部では「外国語、数学、理科」から2〜3教科が課されます。ただし、東京大学、一橋大学、名古屋大学、京都大学、九州大学など一部の難関大学では4教科を課す学部・学科もあります。

一方、後期日程では前期日程に比べ教科数を1〜2教科に減らすケースや、総合問題、小論文や面接などを課すところも多くなっています。なかには、2次試験を行わず共通テストの得点のみで合否を決定する大学もあります。入試科目や重視される科目によって、必要となる受験対策も変わってきます。ですので、志望校の入試科目や配点、共通テスト・2次試験の配点比率などはきちんと押さえておきたいものです!

 

国立大学入試について説明させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。次回は私立大学入試を扱った記事になっております!

 

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