2021年5月25日火曜日

世界史っていつまでに覚えきればいいの?

皆さん、こんにちは!

 

大学受験予備校 河合塾マナビス豊洲校です。

暑さを感じる日も増え、体調を崩しやすい季節になりましたね。体調管理も受験戦略のひとつです。一緒に頑張っていきましょうo(^-^)o今回は、私がよく生徒さんに聞かれる「世界史っていつまでに覚えきればいいの?」という質問にお答えしたいと思います。

◆世界史とは?

そもそも世界史の難しさとして挙げられるのはやはり横の繋がりです。世界史を学ぶにあたっては、ひとつひとつの出来事を国や地域だけではなく世界スケールで捉えなければなりません。これは日本史との決定的な違いといえます。範囲がとにかく広いので、世界史は、「覚えきる」というよりかは「本番直前まで頭に入れられるもの」と言った方が良いかもしれません。

◆世界史の勉強のペース

では、私が受験生の頃に実践していた世界史の勉強のペースをご紹介します!

おそらく高校1・2年生は日本史と世界史のどちらを選択するのか、もしくは理系なのか文系なのかを考える大変な時期だと思います。そういうこともあり、私が高校1・2年生の時は学校の授業の進捗状況に合わせて勉強を進めていました。その代わり、授業があった日は必ず復習してその日のうちにそのページは覚えるようにしていました。そして、学校がない日曜日には、その1週間でやった範囲をもう一度振り返って図表を参照しながら頭に入れ直しました。実際その時は面倒にしか感じない作業ですが、大学受験をひかえる高校3年生になると、過去の勉強の積み重ねは大きな糧となります。私は、一旦忘れてしまっても、一度覚えたことがあるものは振り返るだけである程度は感覚として思い出せると身をもって感じました。これはのちにかなりの時間の節約につながると思うので、私はアドバイスタイムの時には日々の小さな努力を無駄にしないよう生徒さんにお伝えしています。

高校3年生になってからは、私は基本的に学校の授業よりも先取りして勉強していました。高校3年生になる前の春休みに、自分の苦手な地域や国をもう一度復習して克服し、できる範囲まで先取りしてある程度情報を頭に入れておきました。高校最後の春休みはできるだけ有効活用するのがオススメです。

また、私の場合、高校3年生の定期考査の世界史は「ノー勉」で受け、さらに9割以上は絶対に得点することを自分に課していました。つまり、テスト前にはマナビスの受講やあえて違う範囲の自習をして、それでも考査で9割は得点できるくらいにするということです。あくまでもこれは私の場合なので、ご自身の世界史の得意不得意や進捗状況に合わせて『頑張ったらクリアできそう』な目標を立てるのが良いのではないかと思います。

そして、高校3年生秋〜初冬までには世界史の用語集一冊を一応覚え終え、その状態で過去問を解き始めました。しかし、この時点ではまだまだ完璧ではなかったので、過去問を解いて浮かび上がってきた自分の苦手な範囲や問題形式をチェックし、そこを中心的に詰め込みました。それでもなかなか覚えられないものがあったので、「なぜかわからないけどなかなか覚えられないリスト」を用語集の裏表紙に作り、暇さえあればそれを眺めるようにしていました。

おそらく、皆さんもどうしても苦手な範囲などがあると思いますが、絶対に捨てず、最後まで向き合ってください。直前に見ていた問題が実際に出題されるなんてことがあり得るのが世界史なのです!苦手な範囲のオススメの対処法は、自分がいつも使っている愛着のある参考書のどこかに書くなり貼るなりすることです。それを隙間時間に眺めてください。絶対に覚えられます!このように、ペースとしては、私の体験上、過去問を解き始める前までにひと通り皆さんがお持ちの参考書を覚え終えてしまうことを目標にするのが良いのではないかと思います。ただ、序盤にお話ししましたように、世界史には終わりがありません。用語集を覚えただけで、学び切った気にならないように注意しましょう。

いかがでしたか?今回は、私の体験をもとに世界史の勉強のペースをご紹介しました。なかなか向き合い方が難しい科目ではありますが、世界史は最後の最後まで伸びます。困ったことや聞いてほしいことがありましたら是非気軽に私たちにぶつけてください!一同応援しています☆

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