2021年5月21日金曜日

化学の学習法 ~情報を可視化すべし~

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化学の学習法 ~情報を可視化すべし~

化学の計算問題において最も怖い間違え方は立式を間違えることです。では、正しい式を立てるために最も重要なことは何か。それは、情報を可視化することです。教科書の例題や先生は決まって行っていることと思います。今回はそのような情報を整理する方法について、まとめていきます。

①      図を使って情報を整理しよう!

最も簡単な、また最も頻度の高いまとめ方、それがです。例えば、状態方程式PV=nRTを用いた気体の問題では、P, V, Tが頻繁に変化します。そこで、各状態におけるPVTの値を簡単にまとめた図をいくつか書いてみると、何が変化して何が変化しなかったかを可視化し、分かりやすくすることができます。

②      反応式を書こう!

ふだん当たり前のように使っている反応式も立派な可視化する武器です。反応式は、料理でいうレシピのように、何が何個必要で、それから何が何個できるかを分かりやすく教えてくれます。計算が関係する問題の多くは反応式を用いることになるので、反応式を書けるようにしましょう。

③      表にまとめよう!

図や反応式に比べると、表にまとめるという機会は少ないかもしれません。しかし、理論化学、特に平衡と気体の分野では表が大活躍します。反応式の下に、変化前と変化量、変化後の水溶液や気体の濃度をまとめることで、どの物質がどんな状態になっているかを整理できます。また、反応式の真下に値があるので、計算ミスを減らすことにもつながります。

④      フローチャートにまとめよう!

フローチャートにまとめるのは、実験などの水溶液を用いて多くの種類の物質のやり取りがある場合です。変化前の物質変化後の物質を四角で囲い、それらを矢印で結び、矢印のとなりに加えた物質を書けば流れが把握できます。四角の中や加えた物質と一緒に濃度や状態を書けば、フローチャートの完成です。

このように、問題を見やすくする方法はたくさんあります。しかし、どこでどの方法を使えばよいかは、初めのうちは分からないことと思います。そのため教科書や先生を真似するということから、面倒くさがらず、ぜひ可視化することに慣れていきましょう!

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